「おもちゃの広場」とは
おもちゃを介した地域の交流の場です
「おもちゃの広場」は誰もが気軽に集い、おもちゃを介して交流できる地域の子育てサロンです。
NPO法人芸術と遊び創造協会(旧 日本グッド・トイ委員会)では2004年から、
全国のおもちゃコンサルタントの力でおもちゃの広場の開催を続けてきました。
その目的は、「赤ちゃんと一緒に行くところがない」「どうやって子どもと遊んだらいいかわからない」というママ・パパたちの孤立を防ぐこと。
おもちゃの力で子育ての悩み、喜びを気軽に話せる場、つながり合える場を作ろうと考えたのです。
「ポストの数ほどおもちゃの広場を」と掲げて始まったおもちゃの広場は、やがて全国で200か所ほどまでに広がっていきました。
その後、少しずつ社会の子育て支援が充実していったものの、コロナ禍により外出がままならない、人との関りを持ちづらい社会となり、おもちゃの広場はますます求められるものとなっています。
のびるっこのおもちゃの広場について
のびるっこでは2019年からおもちゃの広場を開催しています。
個人所有のおもちゃが中心で、東京おもちゃ美術館からのレンタル品も加えて開催しておりましたが、2023年に東京おもちゃ美術館から「無期限レンタル」のご協力をいただきました。
0歳から遊べるラトルやこま、音を楽しむ木琴やグロッケン、繰り返し遊びが好きな年齢にはクネクネバーンやくるくるチャイム、歩けるようになった子にはむかでやあひるのプルトイ、じっくり遊べるパズルやカードゲーム、ごっこ遊びにキッチンセット、積み木やバランスゲームなどなど、多彩なおもちゃが加わりました。
更に「ニッセイ財団」からおもちゃの購入を助成していただき、木製の道路セット、レールセット、ドールハウスなどに加えて、キュボロ、モルック、カプラなどの大型でなかなか遊ぶ機会がない珍しいおもちゃを揃えました。
また、おもちゃの中には高齢者のアクティビティ・ケアに役立つおもちゃや、中学生や高校生でも楽しめるボードゲームやカードゲームもあります。
おもちゃは子どもだけのものではなく、誰もが楽しんでいただける、そしてみんなで楽しむことのできるコミュニケーションツールであるということもお伝えしていけたらいいなと思っています。
2023年夏からは、新たなおもちゃも加えてのバージョンアップしたおもちゃの広場となります。ぜひお楽しみください。
おもちゃの広場は、おもちゃや遊びを介して人と出会い、ふれあい、育ち合う遊びの場です。